SORA INTERNATIONAL · 04
18歳の留学生は、親の同意なしで韓国の賃貸契約を結べる?
外国人の契約能力は、年齢や韓国の成年基準だけでは判断できません。契約前に国籍・適用法・必要な同意を確認します。
内容確認日 · 2026.10.03
最初に押さえたいこと
- 韓国の国際私法では、人の行為能力は原則として本国法によります。
- 同じ18歳の留学生でも、全員に同じ結論を当てはめることはできません。
- 支払いや署名前に同意の要否を確認します。親が費用を出すことと、保証人になることも別です。
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まずは漫画で理解
書類や画面の絵は説明用のイメージです。実際の様式や手続きは、下記の資料で確認してください。

18歳で大学に入学します。一人で契約してよいですか?

契約を進める前に、親とも状況を共有しましょう。

本国法と、同意が必要かを確認します。

行為能力と必要書類を確認してから署名しましょう。
大学生であることと、契約能力は別
- 年齢・適用法
- 契約能力
大学への入学、一人暮らし、留学の在留資格があることだけで、同意なしに契約できるかが決まるわけではありません。ここでいう行為能力は、その法律行為を自分だけで有効に行えるかという問題です。外国人の場合、複数の国の法律が関係することがあります。
韓国の国際私法第28条は、行為能力は原則として本人の本国法によると定めています。すべての留学生に韓国の成年年齢だけを当てはめるのは適切ではありません。学年や見た目ではなく、正確な生年月日と国籍を伝えて確認しましょう。
取引を保護する例外にも条件がある
- 法律上の要件
- 具体的な経緯
- 同意の範囲
同法第29条には、法律行為の成立時に双方が同じ国にいる場合について、一定の取引保護の規定があります。本国法上は能力がなくても、行為地の法律では能力がある場合、能力がないことを主張できないことがあります。ただし、相手がその事情を知っていた、または知り得た場合などは別です。
これは「外国人なら韓国で誰でも単独契約できる」という意味ではありません。海外にいる学生が遠隔で署名する場合に、同じ結論になるとも限りません。国籍に関する事情、一国内で法律が異なる場合、署名時の状況なども関係し得るため、不明なときは個別の法的確認が必要です。
同意する人・契約する人・保証する人を分ける
- 法定代理人の同意
- 署名・押印
- 貸主への義務
お金を支払う前に、同意や代理が必要か、必要なら誰がどの形式で行うのかを確かめましょう。本人確認や続柄を示す書類など、提出先が求める資料も確認します。ネットの同意書ひな型や親の短いメッセージだけで、適用法上の要件が満たされるとは限りません。
学生本人が借主になること、親が同意すること、代理人として契約すること、保証人になることは、それぞれ別の役割です。親が保証金を出すという理由だけで保証人欄に名前を加えないでください。保証などの追加義務は、内容を理解して別途合意する必要があります。
自分で確認すること
- 正確な生年月日・国籍・署名する場所を確認する。
- 一律の成年年齢を前提にせず、適用される行為能力のルールを確認する。
- 同意や代理が必要なら、権限のある人・形式・添付書類を確かめる。
- 同意・借主の義務・保証人の義務を契約書で区別する。
よくある質問
親が保証金を送れば、契約の全条項への同意になりますか?
そうとは限りません。支払い、法的に有効な同意、保証は別の問題です。必要な同意と追加義務を明確に確認しましょう。
先に署名して、後から年齢を理由に取り消せますか?
それを前提にしないでください。本国法、取引保護の規定、具体的事情で扱いが変わり得ます。年齢を自動的な解約理由と考えず、署名前に確認しましょう。
公式資料
韓国の法令・行政機関・大学・金融機関などの資料です。原文は主に韓国語または英語です。大学や商品の例は、その条件の範囲でお読みください。